回避依存症は治らない?たった1つの治し方

回避依存症は治らないと諦めていませんか

完全に治らないことはありませんが、普通の依存症に比べ回復するのはかなり難しいのが現実です。

実際治らないと諦めてしまう気持ちもよくわかります。

しかし、完璧には治せなくても改善することは確実にできます。

私はもともと完全な回避依存症でしたが、現状ではだいぶ回復はしてきていますのでこんなことを書けています。

当時は心を開いて本音を言うことなんて絶対に無理でしたからねー。

すべての人に回避依存症になった過去のトラウマがある

回避依存症にはモテ男、脱走、ナルシスト、搾取者、独裁者と大きく分けると5つのタイプがあります。

方向性は違いますが、すべてに共通しているのは、他人と親密な関係性を回避していること。

そして必ず過去に回避依存症になった原因があることです。

大きな木でたとえてみますが、現在の回避依存症という症状は所詮は枝葉なんですよね。

根底は根っこの部分。

すなわち過去のトラウマです。

回避依存症になった主な原因・トラウマ6つ

では、回避依存症者の過去のトラウマはどのようなものなのでしょうか?

もちろん人それぞれ異なりますが、可能性は以下の6つです。

1.母親が過干渉

母親から過干渉で育った場合です。

この場合「自分の気持ちを無視され必要以上に色々と口出しをされ傷ついたこと」がトラウマとなっています。

人と親密になろうとするとまた「自分の気持ちを無視され傷つけられてしまう・・・」という防衛本能から人と距離をとろうとしたり、本音を明かさないことで自分自身の心を守ります。

「○○しなさい」「○○は、やめなさい」と命令口調で育ってきたことが多いので、これらの言動を激しく嫌いますし人の何倍も敏感です。

回避依存症者が指示や命令に過度に反発するのはこれが理由です。

2.母親が過保護

過干渉ではなく過保護で育てられた場合です。

過干渉は母親が子供をコントロール・束縛しようとするのに対し、過保護は子供の要望や命令に過度に従って甘やかしてしまうものです。

・おもちゃがほしい

・お菓子がもっと食べたい

・勉強は嫌いだからやりたくない

人間は欲望だけでは生きていけません。

社会に出て大人になる以上、適度に他人と歩調を合わせなくてはいけません。

過保護でどうして回避依存症になるのかといいますと、過保護で育つと「周りが自分に合わせてくれて当たり前。」「言うことを聞いてくれて当たり前」という思考になります。

しかし、大人になっていけばそんなことはまかり通りません。

ここで間違いに気づき自分を改めてれば問題ないのですが、改めない場合は、一般的な人との関係を回避するようになります。

そして、過保護で育てた母親のように言うことを聞いてくれる共依存者・恋愛依存症者に惹かれます。

もしくは、うわべでは完璧な立派な人を演じます。

3.両親の不仲、機能不全家族

母親や過干渉や過保護でなくても、両親の不仲や父親が依存症を持っているなど機能不全家庭で育てば、親密な関係に安らぎを感じることができずに回避依存症になることもあります。

私の大学時代の友人は父親がアルコール依存症だった影響で、回避依存症の脱走タイプになっておりモテるのに誰とも付き合うことができませんでした。

4、過度に絆が強い家族

束縛に近い家族生活で育った場合です。

成人した大人にも関わらず、小学生の時のようにいつも家族中心の生活を強いられている場合などがあります。

実際の当時友人だった28歳男性の話ですが

  • 毎月家族全員でディズニーランドに行かなければならない
  • 門限があり仕事が無い日は18時までに帰らなければならない

など束縛に近い家族生活を送っていた回避依存症の男性がいました。

このような過去があると彼の中では、愛=束縛という図式になってしまい、親密な関係を避けるようになってしまうのです。

5.虐待やいじめ

身体的虐待・精神的虐待、いじめなどで自己否定感を強く傷つけられた場合です。

この場合自分に自信を持てなくなり、例え好意を持っている人から告白されても「幸せにできる自信はないから・・・」「きっと本当の僕を知ったら嫌いになるよ」などで本来の幸せを自らの手で回避してしまいます。

6.過去の恋愛のトラウマ

過去の恋愛でひどいフラれ方をして、自己否定感を強く傷つけられた場合です。

この場合も上記に書いたとおり、自分に自信を持てなくなってしまったことにより自らの手で幸せを回避してしまいます。

母親がトラウマの原因であることが8割

やはり母親が原因であることが8割です。

男性が生まれて初めて接する女性が母親です。

ですので、男性にとって母親はすべての女性の象徴です。

私も過保護気味で心配性の母親から育ちましたが、中学生ぐらいまで女性は何でも言うことを聞いてくれて当たり前だと思っていました。

自己主張するような女性は面倒だし、「女なら黙っとけ」と思っていました。

たった1つの治し方は過去のトラウマと向き合い自己肯定感を育てていくこと

トラウマや依存症の治し方は共通しています。

過去と向き合い自己肯定感を育てていくことです。

STEP1-理解する。

STEP2-過去と向き合い、自覚する。

STEP3-傷を小さくし、自己肯定感を育てる。

これで症状が改善していくことは私も含め何人も実践して結果が出ていますので間違いありません。

人によって具体例はさまざまですが、この手法で回復へ進んでいきます。

回避依存症者が治らないのは向き合うことをそもそも回避してしまうから

回避依存症者が他の依存症と比べ治すのが難しいのはSTEP2の「向き合う」ということができないからです。

だって症状が「本音を悟られたくない」「弱い自分を認めたくない」ですからね。

普通の依存症でさえ「自分と向き合う」のが難しいのに、回避依存症であればハードルがさらに上がります。

ほとんどの回避依存症者がいつまでも治らずに治そうとせずに「どうせ治らない」と嘆いているのはこれが理由です。

どんな言い訳を並べようが自分と向き合う勇気が無いから

しかし、「回避依存症だから自分と向き合えなくて当たり前だよね。」と言ってしまったらそれでおしまいです。

何も変わりません。

5年後も10年後も今のままです。

頭の良い回避依存症者はあらゆる理論武装をして自分を納得させていますが、所詮は「自分の過去と向き合う勇気が無いからです」

はっきり言っていますが、自分もそうでしたから自戒もこめてます。

もちろんこんなこと回避依存症者に言ってしまったら一発で音信不通になりますので注意してください。

(過去の自分でもそうします。)

回避依存症を回復し、親密さを恐れずに生きるための3つのSTEP

完全に回避依存症を治すのは相当難しいです。

しかし、症状を弱めることはできます。

実際私は症状をかなり弱めることに成功し、2018年は2日程度しか症状が出ていません。

今まで100日程度は出ていたことを考えると改善したと言えるでしょう。

その経験をもとに回避依存症の彼がいる人の付き合い方や接し方について相談・カウンセリングを行っております。

こちらがまとめ記事です。

【まとめ】回避依存症の彼との付き合い方で悩んでいるあなたへ

「彼の気持ちを本気で知りたい」「彼のことを深く知りたい」女性の方はこちら

「回避依存症の彼との付き合い方の教科書~彼を深く理解して上手く付き合う。」

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コメント

  1. まなみ より:

    回避依存で苦しんでいる者です。
    ブログ、とても参考になりましたし同じ症状の人の気持ちを聞けて私だけじゃないんだと安心することもできました。
    これからも更新楽しみにしています。

    • shireno より:

      まなみさん>
      ありがとうございます。
      自分の心の内を書いてよかったと思えます。
      完全に気が向いたときにしか書きませんので、気長にお待ち頂けますと幸いです。

  2. ふくだけいこ より:

    好きな人の行動に、ハテナだったり、傷ついてばかりいた一年でしたが、この流れの通りなので、腑に落ちました。
    ありがとうございます。
    これ以上、わたしができることはないなぁ、と感じていたところでした。
    人は傾向は違えど、いい悪いじゃなく、それぞれなにかに依存したりして生きていると思います。
    ゆっくりでいいから、それぞれの過去と向き合って、自分を癒やしてあげて、優しく思いやれる関係が、築けますように^^

    • shireno より:

      ふくだけいこさん>ありがとうございます。
      何かに依存していない人間はいません。
      問題なのは生活に支障があるのか?がひとつの判断基準かと思われます。
      過去と向きあえるかが、回復できるかの一番のハードルです。

  3. さやか より:

    私は病院とか行ってないし本当に回避依存症なのかもわからないけど、このブログを読んですごく心が楽になりました。私は中学生なんですが、今まで三人彼氏がいました。しかし、一人目といろいろあって、片思い中や付き合うまではとても幸せだったりするのに付き合ってからデートに誘われるたび彼が怖くなり別れて、罪悪感に押しつぶされそうになって、今すきなひとができても怖くて何もできない状態です。回避依存症という症状を知ってから、いろいろ調べて、一人じゃないことに気づき本当に安心しました。このブログを読めてとてもうれしかったです。ありがとうございます。

    • shireno より:

      さやかさん>
      ありがとうございます。
      回避依存症者を知らずに苦しんでいる方も多くいらっしゃいますので、まだお若いにも関わらず、知っていることは素晴らしいですね。
      成人してもまだ症状が出ているようであれば、専門家の力を借りたほうが自分で抱えこむよりも間違いなくプラスになるでしょう。