回避依存症の恋愛サイクル6つを体験者がリアルに説明する。

回避依存症者が恋愛依存症者と恋愛する際に必ず体験する6つの恋愛サイクルがあります。

この恋愛サイクルは相手が誰であろうとほぼ必ず体験するものです。

せっかくですので、この6つを本人(回避依存者)が本音の感情で説明します。

サイクル1、恋愛依存症者の自尊心の低さや従順さに惹かれる

恋愛依存症者に出会い惹かれます。

回避依存症者は、過去の経験から恋愛依存症者の従順さや自尊心の低さ、弱さを感じ取ったり知ることで、惹かれます。

そして、自分が主導権を握れることに安心感を覚え、自信を持つことができます。

過去に親や元恋人など、自己肯定感が低い相手との接し方に慣れているので、安心感や、適度に頼られ必要とされている感覚を味わいます。

恋愛依存症者だけが一方的に惹かれるのではありません。

回避依存症者も恋愛依存症者に魅力を感じています。

「はじめて会った気がしない」

「運命!?」

と思うほど惹かれることも珍しくありません。

サイクル2、誘惑して恋愛依存症者と関係を持つ

回避依存症者は、恋愛依存症者を誘惑して関係を結ぶようになります。

権力を見せつけたり、気配りを示したり、保護者として役割を果たしたり、逆に母性本能をくすぐるように甘えたり、恋愛依存症者を引き寄せます。

手法は以下の4つです。

誘惑手法①権力

回避依存症者は、お金と権力を意識的、無意識的に求めることがほとんどです。

男にとってお金や権力はステータスですからね。

また、感情を外に出さずに危機的な状況でも冷静さを失わないことでパワーを見せつける人もいます。

誘惑手法②気配り

恋愛依存症者を勇気づけたり、興味を示したり、気遣うことに長けています。

相手の関心をひくことを渇望している恋愛依存症者に、深い関心を寄せてあげるのです。

誘惑手法③保護

恋愛依存症者に対してとても保護的にふるまうことがあります。

そうした行動は、相手に誰かが自分を養い、面倒をみてくれるという感覚を与えます。

誘惑手法④甘い言動

普通では味わえないほどの甘い言葉をささやいたりします。

お互い強烈に惹かれあい高揚感に達していますので、ドラマのようなセリフなどを言うことも珍しくありません。

世話好きな恋愛依存症者ならば、逆に可愛く甘えてみたりすることもあります。

以上4つです。

以上のような組み合わせで、回避依存症者は、恋愛依存症者を引き込もうとします。(もちろん個人差はあります)

恋愛依存症者も自分で自分を愛せずに苦しんでいるので、こんな苦しみから救ってくれて、自分を完璧に愛してくれる王子様を潜在的に求めています。

そして、その役割を完璧に演じる回避依存者に惹かれます。

サイクル3、敬い慕われることで高揚感を覚える

回避依存症者は、恋愛依存症者が自分を頼り、従ってくることに高揚感を覚えます。

恋愛依存症者も完璧に自分を愛してくれる人を求めていましたので、「救われた」「苦しみから解放された」と幸せの絶頂に達します。

最初から複数恋愛を計画している回避依存症者は除きますが、実際本当に回避依存症者は惹かれています。

けれども、この感情は長くは続きません。

恋愛依存症者の愛情は「束縛への恐怖」を刺激するようになり、回避依存症者のトラウマが蘇えるのです。

サイクル4、支配される感覚、強いプレッシャーに襲われ苦しむ

あんなに甘えてくれたり、従ってくれたり、母性的な献身に高揚感を覚えていたのが急に重く感じるようになります。

最初は惹かれていた弱さや愛情に引いてしまうようになっていくのです。

プレッシャーや束縛を感じてしまうのです。

「会いたいよー」

「寂しいよー」

そう言われるだけでも、自分の心に少しずつヒビが入っていくのを感じるようになります。

自然と態度が冷たく、そっけなくなります。

うっとおしくなります。

急に態度が冷たくなるので恋愛依存症者は驚くでしょう。

「なんで?」「どうして?」と思うことでしょう。

はい、回避依存症者本人でもわかりません。

結局の原因は、過去の追いつめられたトラウマが蘇っているからなんですよね。

具体的な症状と追い詰められている感覚とは?

では実際どのような症状なのでしょうか?

大変言葉にしにくいですが、以下のような状態です。

「恐ろしく、辛くて、恐怖。」

「心がへとへとにさせられる感覚、」

「感情的な言葉を言われると心にヒビが入る感覚」

「自分のエネルギーが吸い取られていくような窒息感。」

「まるで心臓がこぶしで握られているような感覚。」

このような強いストレスを感じるようになります。

(もちろん個人差はあります)

(実際この段階になると手の震え、不整脈、めまい、吐き気などの症状が私の場合は出てきます)

恋愛依存症の場合は

「相手から返事が来ない・・・」

「どうして??」

「見捨てられたの??」

など不安と孤独で苦しんでいるときですね。

恋愛依存症者は、「私は被害者!彼が加害者!」と思い込んでいるかも知れませんが、回避依存側ものたうち苦しんでいます。

そんなときに恋愛依存症者から連絡が来ると症状が悪化してしまいます。

こうしてお互い精神ボロボロになります。

悲劇ですね。

サイクル5、恐怖と支配から逃れるため他の依存を求め、恋愛依存者を突き放す

回避依存症者は、強烈な窒息感を緩和させる為の手段を探し求めるようになります。

苦痛が強い分、アルコール、ギャンブル、セックス、複数の女性と関係を持つなど刺激が強いものに依存先を求めることが多くなります。

これらは刺激が強い分リスクも高いので、すべて経験しておいてですがおすすめできません。

仕事や趣味に依存する方がリスクが低いですので、こういう言い方はおかしいかも知れませんが、依存するならせめてこちらにしましょう。

自暴自棄になる気持ちはとてもよくわかりますが、後で後悔します。(私がそうです)

もちろん、健全な趣味や遊びでうまくストレス解消を図るのが一番です。

そして、何かにのめり込んだり、恋愛依存症者との間に距離を取ることを徹底します。

それは恋愛依存症者に支配され、追いつめられることから逃避するためです。

恋愛依存症は「見捨てられた・・・」と絶望のどん底にいるときですが、こちらも心をズタズタにされた過去を思い出さないように全身全霊で逃げているのです。

サイクル6、見捨てられる不安や罪悪感のためにパートナーのもとへ戻る、または次の相手を見つける

恋愛依存症者と距離を置くようになると、回避依存症者は少しずつ精神が安定してきます。

精神が安定した回避依存症者に起こる2つの感情があります。

1.罪悪感

回避依存症者が恋愛依存症者を見捨てたことに、罪悪感を覚える場合もあります。

実際、症状が緩和され、罪悪感を覚えて恋愛依存症者のもとに連絡したり、ヨリを戻したいと急に戻ってくることがあります。

実際、私の場合は罪悪感を感じていますし、苦痛が治まれば「悪いなあ」と内心思っています。

しかし、恐怖や圧力、プレッシャーがそれを大きく上回ってしまうのです。

よって距離を置き一人になることで、恐怖や圧力が軽減されれば、罪悪感を感じ連絡することもあります。(繰り返しですが相手と状況によります)

2.見捨てられ不安

回避依存者にも見捨てられ不安はあります。

自分から突き放しておいて、実際完全に恋愛依存症者に見捨てられたと感じると寂しさや孤独を感じることがあります。

(なんて自分勝手なんだろうと自分でも思いますが、実際そうなのです)

完全に見捨てられるのは嫌なので(場合と相手によります)、相手を誘惑して取り戻そうとすることもありますし、相手に完全に見切りをつけ別の恋愛依存症者をみつけ出すこともあります。

同じ相手だろうと、別に恋愛依存症者であろうとサイクル1に戻ります。

以上が回避依存症者の感情のサイクルです。

まとめ

回避依存症の恋愛サイクル6つを体験者としてリアルに書いてみました。

この6つは相手を変えても必ず体験する感情です。

最初は運命の相手のように強烈に惹かれあいます。

あっという間に幸せの絶頂に達しますが、終わりは突然です。

恋愛依存症者は急に彼が冷たくなるので驚くでしょう。

幸せだった分とても傷つくでしょう。

しかし、回避依存症者も同じように理由がわからず傷ついているのです。

恋愛依存症は「見捨てられた・・・」と絶望のどん底にいるように、回避依存症者も心をズタズタにされた過去を思い出さないように全身全霊で逃げているのです。

この言葉にしにくい恐怖と支配の感情から逃れるためには距離とるしかないのです。

回避依存のこの苦しみが一般的に理解されないのが難しいですね。

これは当事者でしかわからない窒息しそうな苦しみです。

ほんとしんどいですよねー。

こちらがまとめ記事です。

【まとめ】回避依存症の彼との付き合い方で悩んでいるあなたへ

「彼の気持ちを本気で知りたい」「彼のことを深く知りたい」方はこちら

「回避依存症の彼との付き合い方の教科書~彼を深く理解して上手く付き合う。」

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. すぎ より:

    私は女ですが、回避依存者です。自分が好きになる人には共依存になり相手はやはり回避依存者です。 ここに書いてあること全て当てはまりました。自分の気持ちを代弁してもらえた気持ちです。自分が依存症者だと分からなかった時はなぜこんな気持ちになるのかがわからなくて苦しみました。 現在関係ある男性が回避依存症であり、本人が気付いてるかどうかわかりませんが同じように苦しんでいると思います。。助けてあげたいという気持ちはありますが、やはりまず自分から改善していきたいです。ブログを読み心強くおもいました。立ち上げてくれてありがとうございます。

    • shireno より:

      すぎさん>ありがとうございます。
      両面持ちは辛いですよね。
      助けてあげたくても、現実は・・・残念ながらご存知の通りです。
      自分から改善していくという点で間違いありませんので、自覚があるのはとても素晴らしいことです。

      余談ですが、本格的な回避依存の回復の記事を書くために現在執筆しております。
      今月半ば頃までには完成できるかと思います。

      最後のお言葉、嬉しく思います。
      ありがとうございます。

  2. ゆうか より:

    別れた彼が回避依存症だと思われます。私自身は恋愛依存症だとは思ってませんが、そういう部分があるのかもしれません。
    交際期間中、彼には何度も指摘、アドバイスしました。色々な事が普通ではなかったからです。6つのサイクルすべて当てはまります。
    それと、母親に対するトラウマ、これは本人から何度も聞いた覚えがあります。私は彼が何を考えているのかわからず、怒ってばかりでしたが、彼も辛い思いだったのでしょうね。人とは何か違う。本人そう言ってたことがあります。
    よく嘘をつく人でした。それも自己防衛だったのでしょうか?ずっと何かおかしいと思っていました。別れたので会うことはありませんが、納得できました。

    • shireno より:

      ゆうかさん
      >ありがとうございます。
      この6つのサイクルはすべての回避依存者が経験しています。
      日々相談に乗っていますが、母親からのトラウマの影響力はこんなにも大きいのかと実感します。
      怒ってばかりというのも、トラウマの影響で自分の感情をコントロールできていなかったのだと考えます。
      嘘をつくことも恐らく自分の心を守るためでしょう。
      納得できたとのお言葉ありがとうございます。

  3. crystal より:

    はじめまして。

    私は今、回避依存で脱走者タイプの方とお付き合いしています。
    今回は復縁してからのお付き合いなんですが、前回は私が追いかけすぎて、LINE無視とかをされても振り向いてほしさにしょっちゅう連絡して、振られました。
    今回は私から追いかけすぎず、あまり自分からは連絡せずとしてきましたが、付き合うにつれ、最近ちょっと距離が近づいたと思いました。
    しかしここ数日LINEが未読のままです。
    もし、向こうが故意に未読無視をしているのなら、こちらからは連絡はせず待っていた方が良策ですよね……。
    ぜひアドバイスよろしくお願いします。

    • shireno より:

      crystalさん
      コメントありがとうございます。
      回避依存症の彼とお付き合いしているのですね。

      彼のことで本気で悩んでいるのでしたらまずは⇒「回避依存症の彼との付き合い方の教科書~彼を深く理解して上手く付き合う。」をご購入下さい。

      基本的な回避依存症の心理や考え方、接し方で注意すべき点やよくある質問などをすべて記載しております。
      その後、わからない点や個別相談をご希望であれば、お受けできます。
      皆様そのようにご理解頂いておりますので、よろしくお願いします。