デタラメな回避依存症メディアには以前からうんざりしていましたが、はっきりと1つの記事で明言していなかったので、簡単にお伝えします。
大切なことなのであえて感情的に書いてある部分もございますので、ご了承いただけますと幸いです。
目次
1.一部の特徴がすべてであると書かれている
一番多いのが、回避依存症者の一部しか持っていない特徴をすべてであるかのように書かれています。
例えば
「回避依存症男性はみんな浮気する!」
と書かれていたりしますが
実際はする人もいますが、しない一途なタイプもいます。
これを信じてしまった女性から「彼は回避依存症だと思うんですけど、浮気をしている様子はないので違うのですか?」と聞かれたことがあります。
繰り返しですが、モテ男タイプであれば浮気はしますが、他のタイプであればしないことも十分あります。
こういったことが多々あります。
主に恋愛をテーマに書いているWEBメディアに多いです。
2.実際に回避依存症男性と会ったことが無い人が書いている
書いているのはアルバイトや雇われライターがほとんどです。
彼らは、実際に回避依存症男性と会ったことなどありません。
ではなぜ回避依存症について書いているのかというと、アクセス集めやアフィリエイト報酬のためです。
もちろん実体験はありませんので、ネットで調べた回避依存症の知識をまとめて、後は想像で付き合い方をアドバイスしているだけです。
想像で書いているので、自然と内容が薄いものであったり、当たり障りのない励ましの内容になります。
私の目から見たら当事者が書いたものではないのは、一目でわかるのですが、わからずに信じてしまう人もいるかも知れません。
あまりにも無責任です。
これを真に受けてしまうと、うまくいくどころか彼との関係があっさり破断する可能性があります。
これは最後に最悪の想定を書いてみました。
3.一人か二人しか知らない人が書いている
一人や二人は知っているという場合もあります。
しかし、一人や二人では話になりません。
恋愛依存症の人にも色々な人がいるように、回避依存症の人も色々います。
一人か二人しか知らないと、その人の特徴が回避依存症のすべてだと信じてしまう場合があります。
何でもそうですが、人数が少ないと何の参考にもなりません。
「回避依存症のひとはこうだよね」と言った一括りにしている人は間違いなくこれです。
日本人を一人しか知らないアメリカ人が「日本人、みんな納豆大好きだよね」と言っているようなものです。
好きな人も多いかも知れませんが、全員ではないですよね。
4.悪意が強い・努力を放棄している
- 回避依存症なんか治るわけないよ
- 俺は回避依存症だからどうせ無理なんだよ
つい弱音が出てしまうのは構いません。
私も自覚してから8年ほどかかりましたので諦めてしまう気持ちがあるのはわかります。
しかし、悪意が強く、治らない自分のことを正当化したり努力を放棄しているのは間違いです。
このような悪意が強い人と関わってしまうことで、ネガティブな情報を受け続け、感情が不安定になりやすくなります。
また、自称脱走者タイプが「俺はこんな症状だから、脱走者タイプはみんなこうだ」のような内容もすべて間違いです。
会ったことがあるだけでも数十人の脱走者タイプを知っている私が断言します。
あなたが思っているほど、個人差はあります。
間違った情報を信じて行動した場合の予想の展開
最後に、間違ったメディア記事を信用して行動してしまった最悪の予想展開を書いてみます。
回避依存症の付き合い方について、「どんなに心が折れても彼に積極的に愛情を示し続けるのを諦めないで下さい。諦めなければいずれ彼は心を開いてくれる」と書いているメディア記事です。
普通の健全な男性ならばそれでもいいでしょう。
しかし、回避依存症者には基本的に大間違いで逆効果になります。もちろん愛情を示さないのが正しいわけではありません。
デタラメな回避依存症記事にはうんざりしていますが、これはアウトです。
過剰に愛情表現されると苦しみを感じ逃げ出したくなるので、欠かさず積極的な対応はNGです。
メディア記事の大半は、アルバイトやライターが書いてるので信憑性はゼロです。
本物を見抜く目を身につけて下さい。#回避依存症 pic.twitter.com/9tzbtOC9JI— 回避依存症・恋愛依存症カウンセラー@しれの (@shirenonokokoro) 2019年5月24日
1.間違ったメディア記事に「彼に積極的に愛情を示し続ける」と書いてあった!
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2.メディア記事を信じて、彼に積極的に愛情を示し続ける。
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3.当然回避依存症男性は無視するなどLINEを返さなくなったり距離をとる。
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4.無視や音信不通をされ、心が折れそうになり悲しみに暮れる。
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5.「心が折れそうになっても頑張って」とメディア記事に書いてあったので頑張り続けてしまう。
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6.拒否を示しているのにやまない愛情表現についに彼はラインをブロック、着信拒否で完全に遮断する。
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7.連絡が取れないので家や彼の最寄り駅で待ち伏せをする。
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8.「待ち伏せ行為」を受けた彼は強い恐怖感から別れを告げて、交際が終了する。
これは極端な例ですが、考えられないことではありません。
このように間違ったメディア記事を完全に信じて行動するとこのような最悪の事態まで想定できます。
信じてしまう女性がいるかも知れないがこのような記事は今後も増え続ける
あえて一部感情的に書いている部分はございますが、「このような女性が出てしまうのではないか?」「実際それを信じて行動する女性がいたらどうするのか?」という怒りがあるからです。
女性だけでなく、回避依存症男性側も傷つけてしまいますからね。
このような間違ったメディア記事を撲滅したい気持ちはありますが、現状何も対策がないのが残念です。
また、そのような記事ばかり出てくるので悔しさも感じます。
多くの方は見抜いていらっしゃるかと思いますが、念のため書かせて頂きました。
こちらの記事でも間違ったメディア記事をはじめにお伝えしています。
⇒ 回避依存症の彼の本命と遊びの違いとは?本命はどんな人なのか?
こちらが回避依存症についてのまとめ記事です。
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