誰にも話せない恋をしている人ほど、彼との関係が悪化していく理由2つ

恋に悩むと女性は基本的に人に話したがります。

それは、10代の頃から周りを見渡してみれば明らかですし、「喉が乾いたから、水を飲みたくなる」というぐらい自然現象です。

カフェに行けば、赤裸々に恋愛トークをしていて、ペラペラと話す女性も珍しくありません。

女友達同士で恋愛話を一切しないという方が珍しいでしょう。

人は、話して共感してもらえると孤独感が薄まる

人は、話して共感してもらえると孤独感が薄まります。

特にネガティブな感情が強ければ強いほどこの傾向があります。

男性でもこの性質はありますが、女性の方が、共感してほしい気持ちが強いのは世間で言われている通りです。

「つらかったね」

「大変だったね」

「苦しかったね」

など話を聞いてもらい、共感してもらえることで心が安定した体験は、経験されているかと思います。

 

では、ネガティブな気持ちを誰にも話さないとどうなるのでしょうか?

言うまでもなく、孤独感が強まります。

誰にも共感されないので、孤独感がいつまでも解消されることはありません。

 

それだけではなく、感情を吐き出せないので、ネガティブなエネルギーが自分の体内に留まってしまいます。

特に、

  • 怒り
  • 憎しみ
  • 悲しみ
  • 不安感
  • 嫉妬心
  • 罪悪感
  • 絶望感

などネガティブな感情ほど、強力です。

これは、目には見えないものですが、確実にネガティブなエネルギーが体内に存在しているとお考え下さい。

頭の中でグルグルと考える

さらに言えば、「頭の中でグルグル考える」と組み合わさると最悪です。

この組み合わせは、ネガティブなエネルギーを増長させる最強の方法です。

感情も不安定になり、推理も的外れで、ただただ苦しい日々が続きます。

両方をやり続けて、病まない人はいません。

もし、苦しい状態が続いている場合は、この2点をやっていることが原因なのかも知れません。

考えすぎると、本質からズレて見当違いの推理になる

そして、頭の中でグルグル考えていると、自然と”考えすぎ”という状態になります。

誰にも話せないと、ネガティブなエネルギーが放出されず、体内に留まった状態が続いてしまうからです。

(すべて話してスッキリした後は、放出されているので、考えることが減ります)

その結果、自然と考え続けてしまいます。

仕事をしているときや誰かと一緒にいるときならまだしも、

  • 一人で電車に乗っているとき
  • お風呂に入っているとき
  • 寝る前

などふと一人でいるときほど、「気がつけば彼のことばかり考えてしまっていた」という現象が起こりやすくなります。

 

その結果どうなるか?

残念なことに、考えれば考えるほど、本質からズレて見当違いの推理になります。

そして、見当違いになっていることに、自分では気づくこともできません。

実際ご相談頂くと、誰にも話していない人、グルグルと頭の中で考えている人ほど、まるで見当違いなことを推理されている方が多いです。

事実と想像がゴチャゴチャになって過度に悲観していたり、起こってもいないことを恐れて怯えていたり、逆に非現実的な空想をしてしまっている方もいらっしゃいます。

的確に推理されている方もいますが、少数派です。

感情が不安定になるので、彼への依存心が強まる。

さらに、感情が不安定になると、彼への依存心が強くなります。

多くの場合彼のことを考えて不安になっているので、彼に会いたくなったり、連絡をとりたくなったり、安心感を求めて、強い愛を求めてしまうのです。

  • 「いったい彼は私のことをどう思っているのだろう」
  • 「どうして距離をおくのだろう」
  • 「どうして本心を話してくれないのだろう」

こういった不安感から、直接聞いてしまう行動をとりがちです。

NG行為をやってしまうので、彼との関係が悪化する。

そして、残念ながら、上記のことは、回避依存症者にとってのNG行為となる場合がほとんどです。

(もちろん頭ではわかっているとは思いますが。)

NG行為をやられた回避依存症者は、当然あなたから距離をとります。

これは、自分の心を守るための防衛本能ですので、自然のことです。

回避依存症者としてもやむを得ません。

「NG行為をやる=距離をとられる、回避症状が悪化する」というのは、当ブログの他の記事で繰り返しお伝えしている通りです。

ここまでの悪循環まとめ

  1. 誰にも話さない(話せない)
  2. 話さない(話せない)から、つい考えてしまう
  3. つい考えてしまうので、頭の中でグルグルと際限なく考え続けてしまう
  4. 考えすぎてしまうので、見当違いの推理になる【理由①】
  5. 考えすぎてしまうので、ますます感情不安定になる【理由②】
  6. 感情不安定になるので、解消するために、彼にNG行為をやってしまう
  7. 彼にNG行為をやってしまうので、彼との関係が悪化する。

ここまでがよくある典型的な悪循環です。

誰にも話せない恋をしている人ほど、彼との関係が悪化していく理由は上記の4,5です。

心当たりのある方も多いかと思いますし、何度もやられている方もいるかも知れません。

過去は仕方ありませんが、気づいたのなら修正して、回避していきましょう。

方法1,頭ごなしに否定してこない人に話す

最もシンプルな方法として、頭ごなしに否定してこない人に話すことです。

上記の悪循環でまとめた通り、悪循環の出発点は、誰にも話していないことにあります。

(目先の問題解決をしたいのであれば、NG行為をやらないことですが、いきなりそれだけだと多くの場合苦しくなります)

ですので、そもそもの出発点を解消すれば、悪循環を避けられます。

恐らく、この記事を読んでいるということは、「”普通の人に相談したら、反対される恋”で悩んでいる人」が多いことかと思います。

実際、私にご相談されるほとんどの方がそうですので、安心して下さい。

ですので、「頭ごなしに否定してこない人に話す」ことです。

話しても大丈夫な人が身近にいれば、その人に話すのが一番です。

反対してくる人に話すと、逆に苦しくなってしまうのは言うまでもないことかと思います。

また、男性にお願いすると、共感ゼロでアドバイスをいいがちなので、「アドバイスは求めてないから、とにかく15分だけ黙って否定しないで聞いてほしい」など先に断っておいたほうがお互いのためになるでしょう。

方法2,紙に書いて状況整理する

2番目の方法としては、「紙に書いて、状況整理する」ことです。

これは、可能な限り避けておきたい「頭の中でグルグル考える」を回避する方法です。

複雑な問題というのは、頭の中で考えても整理ができません。

整理ができないので、いつまでも悩み続けてしまいます。

何年も同じ問題で悩んでいる人は、これに当てはまっている場合が多いです。

ですので、「紙に書いて、状況整理する」ことです。

紙に書くというのは、すべての物事の解消に適切な方法であり、実践すると頭がクリアになります。

ここまで言っても、実践される方は驚くほど少ないのですが、面倒でも、乗り越えれば楽になれる努力なので一歩だけでも踏み出すことです。

過去の私もそうでしたのでお気持ちはお察ししますが、もっと早くやっていればと思っています。

話しても大丈夫な人が身近にいない場合は個別相談を

話しても大丈夫な人が身近にいない場合は個別相談をご利用下さい。

もしくは、

  • 「話を聞いてくれる人が忙しい」
  • 「話が長く、複雑なので、迷惑かけるのが申し訳ない」
  • 「共感だけでなく、専門家としての具体的な意見や改善方法を知りたい」
  • 「元回避依存症者としての客観的なアドバイスを聞きたい」

という場合はご相談下さい。

一度や二度ならまだしも、毎回友人に話すのは申し訳ない気持ちにもなることもあるでしょう。

 

メールなので、わざわざ指定の場所まで足を運ぶ必要もありませんし、顔も本名も出す必要はありません。

(下の名前だけであったり、ニックネームでもOKです)

忙しい人でも可能ですし、当たり前ですが、許可なく、誰にも話すことはありません。

回避依存症と思われる彼であれば、大丈夫です。

 

男性のことは男性に。

回避依存症のことは元回避依存症者に。

です。

なお、回避依存症の基本知識と深い心理、適切な付き合い方を知ってからご相談頂きたいので、未購入の方はまずは、下記の「回避依存症の彼との付き合い方の教科書」をお読み下さい。

毎日売れている回避依存症との彼との付き合い方を記した一冊です。

彼の気持ちを知りたい方は、ご相談前にこちらで解消される方も多いです。

回避依存症の彼との付き合い方の教科書~彼を深く理解して上手く付き合う。

 

すでに上記の教科書をお読みの方であれば、以下の個別相談からお申し込み下さい。

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